能楽

梅若研能会一月公演@観世能楽堂

でもってやっぱり今更ですが、今年初『翁』です。 お正月の間は、舞台の上に注連縄がぐるりとかけられているのですが、ここのは、これまで見た中で一番もっさり、大盤振舞(笑)の密度の濃さでした。 能『翁 法会之式』 翁 梅若 万三郎 三番叟 野村 萬斎 千…

国立能楽堂1月特別講演@国立能楽堂

今年に入ってからカテゴリ「能楽」ネタばかり書いておいて何ですが(笑)、今年初の観能です。 ロビーには立派な鏡餅! 海老は本物だろうか・・・触っていいかなぁ・・・と、辺りを見回してしまった。 (写真はOKをもらいました) 能 養老 水波之伝 (観世…

短期能楽教室11回目

11回目です・・・て、え?(苦笑) ちなみに、昨日は銕仙会の新年会だったようです。 メニューはうどんすき・・・何故知ってるかって? 玄関にその名残(=仕出屋さんのトレー&お出汁の匂い)がありましたので。(笑) さて、今回のおさらい。 謡 『鶴亀…

能舞エヴァンゲリオン

そういえば、すっかり忘れていました。(参考日記→師走突入! - 迷宮探索) もう公開終わっちゃったかと思っていましたが、ポッドキャスト用に動画を配信していました。 →http://www.gainax.co.jp/eaw/ (12日までだそうですので、興味のおありの方はお早め…

打掛リ

そうそう、見ました。 お正月恒例、早朝能楽TV放送。 元旦の朝7時から! 余談ですが、最初「お正月高齢」と変換され・・・ある意味能楽界の現状を表している・・・かも?(苦笑) 『翁 打掛リ』 昨年、横浜能楽堂で行なわれたものです。 シテは観世“スー…

正月公演@セルリアンタワー能楽堂

今年初能楽堂♪ (今年もよろしく、て舞台に挨拶。でもセルリアンにはあまり来ないと思うけどっ) 開演前に結構な行列が出来ていてびっくり。 去年はそんなことなかったはず・・・。 誰がお目当て!?(笑) 素囃子 〜新年を寿ぐ〜 大鼓 原岡 一之 小鼓 住駒 …

萠の会@宝生能楽堂

☆メリークリスマス☆ 後楽園付近は、カップル率高し。 いいよねぇ、幸せそうで、楽しそうで。 でも私も同じくらい楽しんだも〜ん♪ クリスマス・イブに一人で能を観に行ってるイタイ女の負け惜しみ? ではない・・・はず。(自爆) 鸚鵡小町 シテ 浅井 文義 ワ…

短期能楽教室10回目

本当なら、これで(全10回)終了なのですが、諸事情により発表会の日が2月に延期になり、1月もお稽古をしてくださることになりました。 しかも、4回ある稽古日のうち、いつもなら2日分を予約するのですが、いつ来てもいいよ、とのこと。 先生、そんな…

能楽現在形第2回公演@宝生能楽堂

正式名称は『幸弘☆萬斎☆広忠☆能楽現在形』 (☆は、某娘。の「。」くらい大事なのだ!)(←勝手に言ってます) 本当は、現在進行形にしたかったらしい。(アフタートークより) 長いってば。 1回目は、行きたくても行けなかったこの会! 行っちゃいましたよ…

ウェブで楽しむ能・狂言

京都を中心に活動している、狂言大蔵流の茂山家の公式サイトがリニューアルされたようです。 →http://www.soja.gr.jp/ さすがの「お豆腐狂言」茂山家! 曲目解説ページでは、写真たっぷり、ダウンロードまでできちゃいます。 ありがちな舞台写真だけでなく、…

あなたもだんだん見えてくる〜

先日、観世能楽堂の鏡板の松を見ていると、だんだんあるものに見えてきました。 それは・・・

第377回交友会@観世能楽堂

知人からチケットをもらい、急に行くことになりました。 舞囃子 班女 浅見 重好 大鼓 安福 光雄 小鼓 観世 新九郎 笛 寺井 宏明 狂言 文荷 太郎冠者 三宅 右近 次郎冠者 三宅 右矩 主 高澤 祐介 能 融 シテ 木原 康之 ワキ 村瀬 堤 間 三宅 近成 大鼓 安福 …

短期能楽教室9回目

今朝は、表参道ヒルズで雪だるまを見ました。 写真撮りそびれた〜、残念。 さて、今日のお稽古のメモ。 謡 『鶴亀』 最初から通して。 ポイントとして、 ・強吟は、息を強くして、音を上げる。 ・弱吟は、音階を上げる。 『吉野天人』 前回と同じ、地謡上歌…

喜多流職分会11月自主公演能@喜多六平太記念能楽堂(11/26)

お稽古の後、行っちゃいました。 (なので、最初の仕舞は見られず、『敦盛』も途中から) 仕舞 大江山 塩津 圭介 自然居士 井上 真也 玉之段 大島 輝久 能 敦盛 シテ 笠井 陸 シテツレ 友枝 雄人、粟谷 充雄 ワキ 野口 敦弘 アイ 山下 浩一郎 大鼓 安福 光雄…

謡・仕舞の短期講座8回目

いよいよシテの謡に突入♪ 『吉野天人』 シテの呼掛「なうなう〜」 ・女性の語りは、滑らかに音を上げ下げする。お腹にしっかり音を当てて、調子を張る。(音だけ高くしたり、女性っぽくするのではダメ。)言葉にしっかり意味と気持を持って発音する。(演技…

古希記念幸清会@国立能楽堂

大方の予想通り(←誰?)行ってまいりました。 老女ばかり4曲という驚きの会です。 観世流 卒塔婆小町 一度之次第 シテ 梅若 紀長 ワキ 森 常好 ワキツレ 舘田 善博 大鼓 安福 建雄 小鼓 森澤 勇司 笛 藤田 大五郎 地頭 観世 銕之丞 舞囃子高砂 八段之舞 観…

役者の立場から

なんと、サイン本♪ テアトル・ノウの時に手に入れました。(←思うツボ) 能へのいざない―能役者が伝える能のみかた作者: 味方玄出版社/メーカー: 淡交社発売日: 2006/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る なかなか、楽し…

第5回 青葉乃会@喜多能楽堂

ほひぇ〜〜〜。 な、気分。 能舞 相聞 原詩:芥川龍之介 構成・節付:観世榮夫 シテ 観世銕之丞 大鼓 柿原弘和 小鼓 大倉源次郎 笛 一噌仙幸 地頭 観世榮夫 狂言 仏師 シテ(すっぱ) 野村万之介 アド(田舎者) 月崎晴夫 仕舞 景清 観世榮夫 能 松風 シテ(…

お堅い

大蔵流の、山本家の当主、東次郎氏の著書です。 狂言のすすめ作者: 山本東次郎出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 1993/03/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 先日の『山本会』のパンフレットに載っていた文…

狂言役者

京都の大蔵流の狂言役者の茂山千之丞さんの著書。 狂言役者―ひねくれ半代記 (岩波新書)作者: 茂山千之丞出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/12/21メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (9件) を見る 戦争をはさんで、…

能面狂言面展@京都文化博物館

先日の京都ネタです。 「岩崎狂雲を偲ぶ会」とあるように、昨年9月に亡くなった岩崎狂雲さんの個展です。 手渡された出品目録に、奥様(?)の挨拶と、茂山千之丞さんの寄稿文がありました。 それによると、狂雲さんは京都の大蔵流茂山家で狂言役者として舞…

山本会別会@国立能楽堂

大蔵流狂言方、山本東次郎家の会です。 翁、千歳、狐と、披きばかりの特別な会ということで、それなりにオシャレ(=非ジーンズ)して行きました。 翁 翁 狩野了一 三番三 山本東次郎 (代演) 千歳 若松 隆 大鼓 国川 純 小鼓 曽和正博、住駒充彦、森貴史 …

三響会 特別公演@新橋演舞場

サブタイトル『伝説と伝承』ということで、通常公演のような歌舞伎と能のフュージョンではなく、同一曲を各々の本来の姿で見せるという趣向だそうです。 昼と夜の2公演、同じ番組で、更に昼の部は、三響会倶楽部に入ってる方は招待( 無料!)だったそうです…

蛇足

21日の「テアトル・ノウ」の番組&感想をアップしました。 ちょっと真面目に書きました。(ホントかな?) 補足(蛇足)は次の通り。

第14回テアトル・ノウ@十念寺(京都)

京都の観世流味方玄(みかたしずか)さん主宰の会。 「古風再現 座敷能」というサブタイトル通り、お寺の座敷での演能。 庭に面した戸がすべて外されて、縁側まで客席があり、外のような、内のような空間。 徐々に日が暮れるのも、夜風もダイレクトに感じら…

若っ!

昔のビデオとか、写真て、面白いですよね。 今からは想像できないほど若い頃の姿が写っていたりして。 そのひとつ。能楽名演集 仕舞、独吟、一調、舞囃子集 [DVD]出版社/メーカー: NHKエンタープライズ発売日: 2006/08/25メディア: DVD クリック: 3回この商…

金剛永謹の会 第22回東京公演@国立能楽堂

謡&仕舞のお稽古の後、行っちゃいました。 当日券で。 突発的に。 衝動的に。 つまり、現実逃避。 解説 種田 道一 狂言 地蔵舞 僧 山本 東次郎 主人 山本 則秀 仕舞 加茂 金剛 龍謹 能 井筒 物着・古比之舞 シテ 金剛 永謹 ワキ 工藤 和哉 大鼓 亀井 広忠 …

訃報

会ったことも、話したことも無い方ですが、あちこちで語られる師のお姿に、親しみを感じていました。 すれ違うようなタイミングで、お舞台を拝見できなかったのが残念でなりません。 粟谷菊生師のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 挿頭花

第80回 粟谷能の会@国立能楽堂

汗ばむくらいの上天気。 気持ちいいねぇ、能日和だねぇと、文化の秋を満喫すべく、国立能楽堂へ♪ 江口 千之掛 彩色 シテ 粟谷 明生 シテツレ 粟谷 充雄、粟谷 浩之 ワキ 森 常好 ワキツレ 舘田 善博、森 常太郎 アイ 小笠原 匡 大鼓 亀井 広忠 小鼓 大倉 源…

公開講座

銕仙会で、『女体の能4ー夢まぼろしの女たち』というタイトルで、日本女子大学の石井倫子助教授の解説と実技鑑賞の、全4回の公開講座が行なわれています。 (1回目はもう終了してます。) 詳細は→çìå‰ï”\ŠyŒ¤CŠ その第2回の実技、装束付舞囃子『松風…