正月公演@セルリアンタワー能楽堂

今年初能楽堂
(今年もよろしく、て舞台に挨拶。でもセルリアンにはあまり来ないと思うけどっ)


開演前に結構な行列が出来ていてびっくり。
去年はそんなことなかったはず・・・。
誰がお目当て!?(笑)

素囃子 〜新年を寿ぐ〜	
		
大鼓	原岡 一之	
小鼓	住駒 充彦	
太鼓	大川 典良	
笛	八反田 智子	


春一番 どこよりも早き
三番叟		

三番叟	深田 博治	
千歳	高野 和憲	
大鼓	亀井 広忠	
小鼓頭取	亀井 俊一	
小鼓胴脇	住駒 充彦	
小鼓先手	森 貴史	
笛	八反田 智子	


素囃子
笛以外は去年と同じメンバー。
ちなみに、去年は原岡一之が代役で出ていたのが、今年は先発メンバーで登場。
勢いのある人だと思っていたので、何だか嬉しい。
(去年、隣に座っていた御婦人も、「この人これから伸びるわよ〜♪」なんて言ってらしたのを思い出しました。)


若い!
その分パワーに欠け、物足りなくもあったのですが、お正月らしい清々しさがあって、良かったと思います。


で、何を演奏したのかは・・・いつか分かるようになりたいっ!(←囃子マニアとして:笑)


三番叟
紋付袴での三番叟。
去年は大蔵流山本家でしたが、今年は和泉流野村万作家の若手。(行列はこのせい?)


張り切って舞ってたようで、揉ノ段の途中からもう息が上がっていて、辛そう。
鈴ノ段との間に、後見座で顔の汗を拭き、大きな深呼吸をするのが聞こえました。
囃子に背中を押してもらって、舞わされている感じかな。
カラス跳びは見事でした。
狙ってるぐらいに(笑)、高く飛んでました。


それにしても、笛も吹きっぱなし、大小も掛け声かけっぱなし、三番叟も「ほ〜ん、ほっ」てずっと言ってるんですよね。(和泉流は)
そりゃ大変だ〜。(←今更気付いた)
萬斎がいつも平然と舞ってるから、気付かなかったよ。


ところで、小鼓の「頭取」は分かるけど、「胴脇」と「先手」の違いって何でしょう?
さすがに、そこまでじっと見てないからなぁ。(見るなら大鼓方を見てるもの♪)


「どこよりも早き」と書いてあったけど、そんなことないと思うぞっ。
関西方面ではカウントダウン三番叟をやってたらしいし。
広忠自身、今年に入ってから既に2度目?3度目?の三番叟なんじゃ?
(サンバソウって、略すと、サンバ?・・・萬斎と広忠のサンバ・・・)(←バカ)