短期能楽教室9回目

今朝は、表参道ヒルズ雪だるまを見ました。
写真撮りそびれた〜、残念。


さて、今日のお稽古のメモ。



『鶴亀』
最初から通して。
ポイントとして、
・強吟は、息を強くして、音を上げる。
・弱吟は、音階を上げる。


『吉野天人』
前回と同じ、地謡上歌まで。


・・・先生、最近、おだて上げる作戦になってませんか?
「音感いいね」とか「ばっちり」だとか・・・。
図に乗りますよ、私。(←複数形)


仕舞
2回通して。
他人のを見ているときはわかるのに、いざ自分がやると、動けません。(涙)
自分の鈍さに・・・いや、脳内理解と肉体命令のギャップに、呆れます。
右手を前に出す時に肩も出てしまうのが、自己反省点。(いや、他にも多々ありますけれども)


今日はあっさり目のお稽古メモにして、余談を。
(以下、休憩時間の雑談)


先日の『青葉乃会』第5回 青葉乃会@喜多能楽堂 - 迷宮探索 参照)の写真が出来たということで、見せていただきました。
それを見ながら、質問したり、解説をしていただいたりと、勉強になりました♪
それにしても、さすが写真屋さんてば、ポイントを外さず撮るものですね。
印象に残っているシーン(型?)ばかりです。
『松風』といえば、この写真だよね、的な場面(汐汲み)もバッチリ。(笑)
ホント、絵になる〜♪
(詞章を読み込めば深〜い意味があるのでしょうが、単純には、美しく絵を描くためのシーンに思えたのです。ここにこんな物があったらいいな、モデルにこんなポーズをとらせようかな、というように配置していったような。あってもなくても、いいような・・・??)


ちなみに、この『松風』は、シテとツレとの連吟が多く、合わせるのが大変で、2人でお稽古を重ねたとの事。
本番でのシテの調子がどうなるかは分からないので、様々のバージョンで(ちょっと上がり気味とか)稽古したとか。
それだけ、ツレは緊張感を求められる。(ボーっと立っているわけではないのです。)
シテ&ツレの共同作業(笑)が求められるのは、『二人静』もそうで、こちらは一緒に謡うことは余り無いけれども、連舞が・・・つまんないのだそうです。(ツレにとって)
自分の間・タイミングを殺して、シテに合せるのは、難しいし、何より面白くない、と。(笑)
見ているほうとしては、連舞って、バッチリ合っているほど、うっとりするのですけどね。
更に、このシテ・ツレのバランス、若いツレのためには細かく細かく謡と動きとを決めて稽古をするのだそうですが、両方とも年配の役者だと、互いに勝手にしちゃう、とも。(笑)
それはそれで、味があるの・・・かも?


それから。
を見せていただきました。
発表会では、着物は何でもいいけれども、お仕舞をするには、袴着用とのこと。
帯と袴(奥様のものだとのこと)を付けていただき、すっかりコスプレ気分♪
袴って、どういう構造か、気になってました。
女性用のや、男性のでもレンタル式服なんかだと、スカート型なんですよね。(これは自分で着たのと、男子のをめくって確認済み)(←♂同級生のスカートめくりをした私)
仕舞袴は、ズボンのように両足が分かれている、と知ってはいたのですが、舞台を見ているだけではその耕造はわかりませんよね。
なるほど〜、へぇ〜〜、こんなん風に〜〜〜。(←すみません、説明できません)
流儀によって襞の数などに違いがあるそうです。
さらに観世流でも、梅若家はまたちょっと違うとのこと。


帯と、袴の腰板(?)で、シャキっと背筋が延びて気持ちいいです。
逆に言うと、変な姿勢はできません。
自然と腰の入った姿勢が取れそう・・・なのは、気のせい?


ここで、ふと疑問・・・トイレは・・・・・・・・・・?(←想像するなって)


帰りには、ルイ・ヴィトンの前でサンタクロース(しかも2人、しかも外人さん)を見ました。
ほっっほっほ〜〜〜♪めりぃ〜くりすまぁ〜〜す♪