第2期短期能楽教室 発表会

まつりのあと

終了〜〜〜〜〜!


やっと、というか。
もう、というか。
楽しみと不安と緊張と反省と自己嫌悪にまみれた1日が終わりました。(ネガティブ思考?)


仕舞の地謡はもちろん、切戸の開閉や、見台の出し入れなんかも自分たちで行う、すべて自前の発表会。
先生は見所で腕組んで見てるだけ。(笑)
私自身は2回目だからか?ギャラリーも少ないせいか?初舞台の時ほどは緊張しませんでした。
2期生の5人プラス1人(1期で参加していて個人稽古に移った方)以外の全員が初舞台だったので、その落ち着かない様を見ているのも面白かったりして・・・。


短期能楽教室1、2期生と、芸能プロダクションのタイムリー・オフィス、エーベックスの役者さん達との合同発表会という形になりました。
そこで妙なライバル心がっ。(笑)
同じ先生にお稽古して頂いているのに、微妙に違うところがあったり・・・それぞれのお稽古場のカラーというか、雰囲気というか、あるものですね。(いや、単なる間違いだったりするかも)


ざざっと振り返ってみると。
素謡『橋弁慶』
先生から「95点」と高得点を頂きましたー!! v(^∀^)v
「あとの5点は?」と聞いたら「まあ、あちこち、いろいろ」
・・・それって、5点どころじゃないんじゃ?(苦笑)


素謡『土蜘蛛』
こちらも「概ねいいでしょう」とのこと。
怪しい点は色々たくさんあったけども  、と。
いや、間違えても止まらず、押し通せばよいのです!
自信持って謡っちゃえば、お客さんにはバレないさ〜〜、きっと。(←開き直り)
ただし、先生にはしっかりバレてます。(爆)


どちらも、皆声がよく出ていると褒められました。
ほほほっ、元気だけが取柄ですっ♪ (それしか取柄が無いとも言う・・・ゲホゲホ)
素直に稽古通りに謡っているところはいいのだけれど、変な自己主張が入ると、おかしくなるようです。
「基本に忠実に」というのが、基本なんですね〜。その中に個性の現れるプロって、やっぱすごいです。


仕舞
個別評価を聞くのを忘れてました。(いや、聞きたくないっっ)
間違いはしなかったはず。多分。
今回は正面に先生が座ってなかったので、やりやすかったです。(笑)
1期生の仕舞では扇を手に正面に陣取ってたようですが。


仕舞の地謡の時、帰りに向く方向(切戸の方へ向くべき)をことごとく間違え、隣の人とお見合い状態。
ああっ、恥ずかしい。


番外仕舞『人間五十年』
キャー!センセー、カッコイイーーー!! (←ミーハーモード)
コホン。
織田信長が好んだという、『敦盛』の
「人間五十年、化転(げてん)の中を比ぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て、滅せぬもののあるべきか。」
というところ、信長が舞ってるシーン、戦国物のドラマや映画では必ず出てきますよね。
『敦盛』と言っても、能ではなく、幸若舞の一節とのこと。
今回、観世榮夫作調、柴田稔型付で、再現して下さいました。
20〜30秒ほどなので、型もシンプル、あっという間に終わってしまいましたが、カッコいいの!
もっと見たかったなぁ。自分で謡いながら舞うので、大変でしょうけど。
短期教室でそのうち教えてくれるそうです。(宴会芸用?)


今回は他の人のを見る余裕もあって、それも勉強になりました。
最初から最後まで見ていてくださった方、ありがとうございました。
一生分の『鶴亀』を聞いた&見たと思います・・・お疲れ様でした。
(見に来てた方も覚えちゃったんじゃないかな。後になるほどミスがバレてたりして。)


後の宴会 反省会では、ビールが美味しかった〜〜〜♪
精一杯声を出していた喉に、沁みる沁みる。
たくさん汗もかいたし。(着物の下、補正に巻いていたタオルがぐっしょりで驚きました。)
ぷっはーーー。 (^3^)p∪
ああ、もう、いいよ、オヤジくさいって言われてもっ。(爆)
(今日は声が嗄れ気味。謡のせいか?飲んで騒いだせいか?)


そしてそして、何より一番の進歩は・・・
電車を間違えなかった事!!
(オイオイ)


以上、第2期短期能楽教室の報告終わり。
先生、お仲間の皆様、読んでくださった皆様、長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。 m(_ _)m