第2期短期能楽教室13日目

お稽古も終盤とあってか、雨だというのに(関係ない?)出席率が高い!
特に1期生は全員(5人)揃っていたので、役決めのくじ引きを・・・!!
これで、自分の役にだけ集中すればいいので、気が楽に。(←決して手抜きではない)
さて、私の役は・・・?ナイショです。(笑)


謡『土蜘蛛』
「下知に従う〜」最後までを一度謡い、その後役を振って頭から通しました。
素謡の所作について。
自分の謡う3句前に袴から手を出し、2句前に扇を手に取り、1句前に扇の先を床につける。
台詞の部分、ヒラキ(記号)まで音を上げていって、ヒラキの後2字目を張って、以降は自然に音を抑えていくのですが、どうやらこれは関西弁?
「枕に在りし膝丸を」の「くら」を正しいイントネーションで言ってしまったら、 「それは関東弁。謡は関西の言葉だから」とのこと。(笑)


終わった後、皆で怪しいところを復習。


仕舞『紅葉狩』
1回通して舞い、先生から直され、もう1度。
・サシ回しの後の足。
・前回指摘された左右が、まだ直ってない。(右ウケした時、扇を上げながら足も出してしまう。)
・立ち位置に気を付けるように。


特別サービスで(?)、『吉野天人』も見てもらいました。
・足拍子と、最後のサシの所を見事に忘れていました。(涙)


仕舞も2人でどちらをやるか、くじ引きしました。


その後、2期生の仕舞の地謡『鶴亀』を何度も。(笑)
他人のを見ていると、ダメな所(自分も先生から指摘を受けるところ)がわかるんですねぇ・・・なるほど、こりゃカッコ悪いや。
人のふり見て、我がふり直せって、まんま、です。(汗)


さて、こんな感じで行なっております短期能楽教室、第3期生を募集開始だそうです。
詳細は観世流能楽師柴田稔先生のHPへ。
 →能楽師・柴田稔 Blog
大丈夫、恐いオネェさんはいませんよ〜。(笑)