第2期短期能楽教室12回目

ちょっと早めに稽古場へ着くと、先生がお弟子さんの個人稽古中。
ひぇ〜こわい〜〜〜っ。(←大げさ)
ううっ、身が引き締まります。(←動機の不純な引き締まり方)


最近の私のお稽古のズタボロぶりは、お稽古メモの手抜きにも反映されているのですが、さすがに危機感を感じ、今回はちゃんと書きました。(←本末転倒)
つっても、お稽古日から数日経ってますが・・・。


謡『土蜘蛛』
一通り教わっているので、1期生2人で役を振り分け、通して謡う。(シテ&トモ&ワキと、頼光&胡蝶)
先生のコメントは「まずは正確な音を覚えて、大きな声を出すこと」
ええ、オタオタ、フラフラと音が外れっぱなしなのは私です。
録音したお稽古テープを聞きかえすと、迷ってるのが、呆れるほど分かりやすい。(苦笑)
それにしても、私ってばこんなひどい声を出していたんですねぇ。(涙)
しっかりCD聞き込みます。
(役作りどころじゃないですっ。)


節としては、ツヨ吟の語尾をぎゅっと上げて、戻って母音を伸ばすのが、どうも上手くできなくて、課題です。(ヨワ吟のようになってしまう・・・)


仕舞『紅葉狩 クセ』
本舞台を使ってのお稽古♪
前回やったとこまで・・・・・・・・すいません、大左右の型、すっかり忘れてしまいました。
お稽古メモも手抜きでしたし、様々の事象が忘却の彼方へ・・・・・。
なので、関係ない人には非常に読みにくくつまらない事ですが、書きます。


扇を閉じた状態でスタート。
シテ「されば仏も戒めの」
続けて地謡「道は様々」を聞いて立ち、左から3足前へ。3足目(左足)カケテ、目付柱の方へ歩く(謡に合わせてゆっくり)。柱の前で左足で止まり、角トリ
「乱れ心の〜」ネジって左足から左方向へ進み、舞台中央へ丸く回る。中央でカケテ、(4足くらい?)差込ミ開キ。サシて、ネジって目付柱の方を向き、差込ミ開キ。すぐに腕を開き、左右、打込ミした状態で、扇を広げ、すっと横に腕を広げて扇を外して持ち、顔の前まで孤を描くように扇を持ってくる。ここで「外の見る目も如何ならん」と謡がぴったり終わるように。
シテ「よしーやーー思えばこれとても」
「これとても」で左、右、左と後ろに下がり(開キの時の足と同じ動き)、最後の足で扇を頭上に挙げる。
ネジって右を向きながら扇を体の中心を通すようにして下ろしてから、開キの状態に腕を上げる。大左右:右足カケテ、脇座方向へ3足。「色見て」左足拍子。左足カケテ、ワキ正面方向へ6足、6足目の右足をカケテ、6足で丸く正先に出る。この時の手は、左右と同じだが、最後は腕を残して方向転換して扇を外し、後ろから頭上を通して丸く自分の正面に扇を持ってくる。差込ミ開キサシて目付柱へ進み、カザシ扇、以降はいつものパターン。


普通の左右はネジりますが、大左右はカケテ方向転換します。
左右の注意として、右を向いた時、扇をしっかり上げておいてから、足を出すように(同時にやらない)。
差込ミ開キの時は大丈夫(だと思う)なのですが、サシや、左右で腕を上げた時も、きちんと肘を張っているように。
緩む癖をつけないように、まだ矯正できる若さだから、とも。(笑)


メモはしっかり書いたぞ!
これで明日のお稽古はバッチリのはず・・・。(←だーかーらー本末転倒ってば)