短期能楽教室13回目

地下鉄がストップしてしまい、先生が遅れるとのことで、書生さんがお稽古を見て下さいました。


(こっそり)女性だと、やはり声のトーンが近いのか、音がとりやすく、とっても分かりやすかった〜♪


『鶴亀』『吉野天人』と謡っていると、先生がいらっしゃったので、舞台上での作法を教わりました。


素謡
ワキ、シテ、地謡(地割表の左側の人から)の順に出る。真っ直ぐ所定の位置へ歩く。
目付柱の方を向くようにして、前列左からワキ、シテ、後列に地謡が左から座る。
見台が置いてあるので、本を置く。
扇は腰にさしており、座ったら、右手で取って右脇に置く。
全員が揃ったら、右手で前に扇をスライドさせ、本を開く。
謡う3句前で袴から手を出し、2句前で扇を取って、1句前で、扇の先を下につけて謡う姿勢に。
自分の謡が終わったら扇を置いても、持ったままでもどちらでも。また、シテ・ワキの人は、地謡の部分は休んでいてもOK・・・らしい。
全部終わったら、扇を前に置いて、右にスライドさせ、扇を腰に挿す。
右膝をつけて右を向き、後方右の人から退出する。(出てきた順と逆)
足が痺れたら、無理に立たないように(笑)。捻っちゃいます。


仕舞
シテが扇を広げたら扇を取り、謡い始めたら、扇の先を下につける。
・大またでスッスッと歩かないようにとの注意。(他にもたくさんありますが)
・舞台の大きさが把握できない〜。


そうそう!
忘れちゃいけないのが、謡も仕舞も、最初と最後に楽屋で円陣組んで、挨拶をすること!!


最後、『吉野天人』を役付けして練習。
むむっ・・・・一人で謡うと、自分の下手さと、いかに他の人の声に頼っていたかを痛感・・・・(涙)
こりゃいかん、内輪とはいえ、とても人様にお見せ出来ませんっ。(蒼白)
毎日練習だっっっ。