面白いもの見つけました

観世流シテ方柴田稔氏のブログで、「能楽堂バックステージツアー」という企画を発見。
こちら→能楽師・柴田稔 Blog


7月2日(日)の午後から、ということですが、詳細は未定とのこと。
普段入れない楽屋見学や、舞台の上を歩くなど、なかなか経験できませんよね。


はっ、こんな一文を思い出してしまった。

能舞台に乗るのがただうれしくてしかたがないのは能楽オタクでしかなく、(以下略)
(『能楽への招待』梅若猶彦著;岩波新書;p30より)


能舞台の荘厳さや、安定性に比べて、作り物の軽い存在感、それらに対する身体について述べられているところでした。
読んでいるときにもニンマリしちゃったけど・・・ああ、身も蓋もない、て。


もう一つは、動画です。
九州・福岡にある大濠公園能楽堂のサイトの、公演ライブラリーにて、いくつか動画が見られます。
大濠公園能楽堂


舞囃子、何か違和感が・・・と思ったら、裃で舞ってるんですね。
おめでたい会や、重い曲だと、地謡や後見、囃子方は裃で、かっこいい〜と思ったりもするのですが。
仕舞では・・・う〜ん、動きが裃で隠れてしまって、あまり美しくないなぁ。(笑)