選ぶ

おはぎの季節。

時として、何かを得るためには、別の何かを捨てなければならない。


て、よく言いますが。(言わない?)
私には身に覚えがない・・・。


それほど「別の何か」に執着がなかったためか?
それとも、そこまでの選択を迫られた事がなかったためか?
言い換えれば、そこまでして欲しい「何か」が今まで自分には無かったということで。
いずれにせよ、安穏とした、冷めた人生である。


また言い換えてみる。
常に、自分の進む方向が照らされていて、他に選択の余地も無かった。
枝葉にとらわれることなく、脇道に逸れることなく、例え逸れていたのだとしても、それがメインストリームだと言えるだけの自信(或いは鈍感さ)を持っていた。
傲慢と見えるかもしれない。


少なくとも。
内側でぐちゃぐちゃ考えるけれど、客観的には上々の人生だろうし、そう見せられている。
見栄っ張りだから。


だからかな?
自分としては軽く考えていたことを、他人に深刻に捉えられたり、過剰に反応されたりすることが多い。
逆の事もあるけど。
価値基準がズレてるのかも、と最近チラッと気付き始めている。


先日、友人と話しながら、こんなことをつらつらと考えてました。


やっぱり、どこにいようと、何をしようと、私は私なんだけどな。