第二期短期能楽教室14回目

またしても遅ればせながらのお稽古メモ。(最近こればっか)
平日というのに、出席率良好。
二期生の方々は真面目ですね。
一期の時は恐怖の一人(!)という時もあったりしたので。



『橋弁慶』

役を割り振って、通して。
シテ「す〜わ〜。しれものよ。物見せんと〜〜〜」地謡「長刀やがて〜とりなおし〜」で、シテと地謡の間が開かないように。
シテと子方、子方と地謡の掛け合い、実際役を分けると、テンポ良くやるのが難しいですね。相手の台詞も言ってしまいそうになったり。
そんなにダメ出しはなかった・・・はず。(というか「まだ数回お稽古あるから」と、この期に及んでそんなのんきで良いんですか、先生?)


『土蜘蛛』
時間があったのでこちらも。
同じく役を振って、通して。
先生に「音程がギリギリOK」と指摘され、私の微妙な音痴度合いが暴かれました。(苦笑)
音このへんかな〜なんて考えながら謡ってるので・・・一昔前のアイドルのように。
もうちょっと自信を持って、思い切って音を上げ下げした方がいいようです。
謡にもハッタリが大事ってことでしょうか!(←違うっ)


仕舞
本番の曲を。(ヒミツです)
舞台が空いておらず、3階の楽屋で。(本来は囃子方の楽屋。なので、大鼓の皮を焙じる道具などが置いてあります)
絨毯だし狭いし、どう舞ったら良いものやら、困りました。
終わった後で「狭いなりに正しい位置(中央に戻るとか)で舞わないと」と言われました。
歩数を気にしたり、型を切り離して舞ってしまうから、そうなるんですよね。
もっと、全体を見て、今どこに居るのかを把握してやらないと。
三間四方と言いつつも、仮設舞台やホールでは、舞台の大きさが変わりますものね・・・て、それはプロの話じゃ!?
いえ、それくらいの心意気で舞いまする。


8月のお稽古日について。
どうしても何としても出られない人は、先生自身のお稽古日に見てくださるとか。
いずれにせよ次は仕舞を中心にお稽古しましょうとのこと。
謡のほうは、CDを聞き込めば何とか。(多分、おそらく、きっと)
不安なのは、仕舞の方ですから。


あと、ちらほらとNY薪能話を伺うことができました。
強行スケジュールだったようで・・・お疲れ様でした。
(それにしてもタフですね)