第2期短期能楽教室5回目

平日のお稽古だというのに、大勢いらっしゃいました。
と言っても、私以外は2期生。
ま、まさか1人?とドキドキしていたら、1期生がもう1人いらっしゃって、一安心。


謡 『橋弁慶』 
「あら物々しあれ程の〜立ったりける」
・声の出し方でダメ出し
 額や頭から声を出すのは、イタリアオペラ。能では、顔の下半分から声を出すように、という指摘。最初意味不明でしたが、先生がそれぞれを実演してくれるうちに違いは分かりました。が、出来ない・・・(汗)。
「背けて」 →「そォむゥけて」(クリマワシ)
「組まんと」 →「くゥまァんと」(クリマワシ)
「せん方なくて弁慶は」 →「は」で上に突き上げて、「あー」と伸ばす


ここまで新しく習ってから、少し戻って修羅ノリの地謡「長刀やがて取り直し」から復習。
リズム感の悪さに、弁慶と牛若の立ち回りもつんのめり気味。(涙)
リズムに気を取られ、言葉に意識が行かず、言い間違いも多くて、それも止まってしまう原因。
・・・こりゃ、必殺!丸暗記っきゃない?(汗)


仕舞 『吉野天人』
こちらはまんまと一人。
しかも2期生がバッチリ正面にぎっしり。
そのせいか?いつもはそうでもないのに、変に緊張してしまい、最初座るときの足を逆にしてしまったり、型を忘れたり、謡に合わないし、ダメダメでした。
ああああああぁぁぁぁ。(涙)
扇の持ち方、カザシ扇や雲ノ扇の時、手首が曲がってしまうのを注意。
練習しなきゃっ。