雅楽

雅楽の楽器ってこんなのよ

スプリングコートも邪魔になるくらいの、暖かい一日でしたね。
そんな日にボーっと家にいるのも勿体ない!
お花見に出かけました。


神社で、雅楽のイベントをやっていました。
楽器の演奏者は神楽殿に、舞人(?)は桜の下の舞台(白砂利が敷いてあって、ロープで区切ってあるだけですが)
周囲にはゴザや椅子が並べてありました。


曲目は、高麗楽の「白濱(ほうひん)」と唐楽の「春庭歌(しゅんでいか)」。
本来なら、舞人は4人なのですが、今回は2人との事。
また、装束も本来のものではなく、狩衣と袴に烏帽子でした。
そして、白足袋・・・・・ええ、砂利の上を。
痛そう〜。
腰を沈める動きや、爪先を跳ね上げるような動き、足をトンと下ろしてぐるっと横へ払う動きなど、単純な動きの繰り返しなのですが、飽きないものです。
笙や篳篥の音って、とてもよく通るんですね。
うっとり〜〜。


演奏者も舞人も、女性が多かったです。
日本の伝統芸能にしては、異色ですよね。
演奏者があぐらをかいているのにも、ぎょっとしたり。
境内でのイベントだけあって、通りがかりに足を止め、写真を撮る人も。
当然、ざわざわしているのですが、不思議と集中して見ているものですね。
普段能楽堂にばかり行っている身には、色々な点で新鮮かつ驚きでした。


おまけ
雅楽独特の平安スタイルのためか、後ろの方で、「マンサイ」と言う声が(笑)