第2期 短期能楽教室 3回目

今日は暖かかったですね。
コート着てるのが恥ずかしいくらいの陽気でした。


謡 『橋弁慶』
地謡面白の景色やな 〜 子方:心すごげに休らへば


以下、ひっかかった節回し。
五條のはしのーォー橋板ァーをーー :中マワシの記号って、よく分かりません。むむむ。
とォどォろォ とーォどろと :とーどーろーと伸ばすのではなく、生字=母音を付け加える。
ふみンならし :「み」が高く
とおォる人ォをぞ待ち居ィたる :お稽古の後、仲間と検討したところ『鶴亀』の「君の恵みぞありがたき」の節回しだと解析。(そういう覚え方で・・・いいよねっ?)にしても、難しいですっっ。
恋しさァーよー :=「ありがたき」・・・か?
ゆらりゆらり :ゆったり。けれど、節謡ぽくならないように。


子方を謡ったあとで、最初(地謡)に戻ったとき、テンポがおかしくなってしまいました。
役が色々で、切り替えが、なかなか上手くいきません。(先生のお手本を聞いていると、楽しいのですが。)
子方の謡、字余りのように言葉が多いですね。牛若ってば、口達者なガキだっ。(笑)


やっと、先生の謡の入ったお稽古用CDをもらったので、しっかり聞き込まねばっ。
(何と、『土蜘蛛』まで入ってる・・・やるらしい・・・・・どうせなら、あの糸投げたいなぁ・・・・・素謡だけど)


仕舞 『吉野天人』
最初は2期生と一緒に、基本の型を復習。
その後、マンツーマンで。(大汗)
更に、今日は舞台を使えたので、位置がちゃんと分かって、良かったです。


まず、一人で最後まで舞いました。最初は謡よりも型が遅れていたのが、最後は謡が余ってしまいました。
先生からの直し。
・最初、差込開きの後、すぐにサシ、歩く。(でないと間に合わない)
・拍子を踏む前、柱の前で回って、カケて、ツメてから、拍子を踏む。
・「雲ノ扇」の、扇を持つ手注意。指を伸ばす。
・雲ノ扇で手を広げたまま、「吹き閉づるや」まで動かない。


2回目は、舞いながら横で先生がフォロー。
む〜ん。
頑張ろうっ。(こればっか。)


私たちのお稽古の前に、柴田先生がシテを務める3月9日の銕仙会定期公演の『邯鄲』の子方さんのお稽古をされていたのですが、その子のお返事が「はい」と、素直でとても気持ち良いんです。
見習わなきゃっ。(苦笑)