短期能楽教室

お稽古して、ベケット見て、またお稽古でした。
疲れた・・・。
それにしても、先生タフだ・・・。
能楽師って、皆さんあんな風なのでしょうか??


以下、お稽古のメモ。

仕舞
・カマエとハコビのチェック
 足をきちんと揃えて立つ。両手の位置は同じに。だんだん肩があがってくるので注意。
・差込ヒラキ
・左右差込ヒラキ
・扇を広げての左右差込ヒラキ
 右、左、右と向くのは同じ。腕を横に広げる時に、手を外して持って、前を向きながら大きく回して自分の体の前へ、左足を出しながら腰の辺りですくって、扇を持ち直して右足を出しながら扇を上げて、ヒラキ。
・『鶴亀』
とうとう最後までやりました!
「君の齢も」サス(左、右と下がりながら両手を反す)→「長生殿に」右へカーブしながら歩いて左足で止まって、カザシ扇→「君の齢も長生殿に」舞台左へ回り込んで、端で足を掛けて方向変えて、手を下ろしながら4足で仕舞最初に立っていた辺りへ→「還御なるこそめでたけれ」足をかけて正面を向いて、左右、打込の時に、左・右と下がって、右足を引いた状態で腰を下ろす→扇を閉じる・・・これで、お仕舞♪(笑)


カザシ扇:扇を伏せるように持つ。腕を伸ばしたところに扇が収まっている状態(手首を曲げない)。落としそう・・・なので、小指で要をしっかりと押さえるといい。親指を骨に沿ってずらして持ち直す。クルリと持ち直す方法でもいいけれど、それだと舞踊っぽい。
扇を広げたり閉じたりする時は、骨を持って。(流儀によるそうです)



『鶴亀』
・節回しの細かいところの駄目出し(毎回同じところなのですが・・・学習してないっ)
・遠くへ届く声で。でも、息が上がらないように、低く据えて。
・「それ青陽の〜」は、ゆったりと、しっかりと。
・「庭の砂は〜」はテンポ良く。
・「いかに奏聞〜」の出だしの音を低くしすぎない。ヒラキ(記号)までは、本来の単語のアクセントとは関係なく、音をスムーズに上げていく。


『吉野天人』
・ワキの名ノリは、テンションを上げて(笑)
・名ノリの最後は、しっかり落ち着ける。


この後、ベケットを見てから、夕方からの稽古にも参加。
たくさん謡っちゃった♪
楽しかったけど、さすがに疲れました。
翌日、声が嗄れ気味です〜〜。
ちゃんと喉を開いて、腹式呼吸で出してないってこと!?
謡って、絶対音がないから音をとりにくいと言うけれども、絶対音だったら、それこそ音とれなかったりして(←音痴)
本来の単語のイントネーションやアクセントを無視して、法則に沿った音の上げ下げだといのは、意外ですよね。