ビジュアルから

洗脳グッズその2(かな?既に不明)
ビジュアルから入る私的にお勧めの能楽関係の本です。


一歩進めて能鑑賞 演目別にみる能装束

一歩進めて能鑑賞 演目別にみる能装束

観世流シテ方の観世喜正さんが作った本です。
代表的な装束の名前や着付け、曲のあらすじ&解説が載っています。
ご自身が主催されている公演のチラシ用に撮ったスチール写真は、とても鮮明で、ポージングもカッコイイ!
(普通、能のチラシは舞台写真を使うことが多く、わざわざスタジオ撮影はしないのだとか。)
ちなみに、この方の舞台、結構好きです。
声がはきはきとクリアーで、大きな体での舞いは、豪快なんだけど雑じゃない、すっきりさっぱりと気持ち良いです。
公演の企画も、事前講座があったり、解説パンフ配ったりと、至れり尽くせりで、能を広めようという努力姿勢には好感が持てます。
HPはこちら→かんぜこむ | 能を観る、知る、学ぶ / kanze.com


面(おもて)からたどる能楽百一番

面(おもて)からたどる能楽百一番

面の写真が鮮明に見られます。
はっきり映りすぎていて、あまりのリアルさに不気味に思えるものも。(苦笑)
実際に舞台で見るとまた印象が違うのでしょうが。(当たり前か)
各流儀での面の使い分けなどが書かれているので、勉強になります。
また、同じ名前の面でも、色々パターンがあるようなので、演者がどういった意図でその面を選んだか、というのを想像するのも、鑑賞時の楽しみに。
(まだそこまで見分けつきませんが。)


初心者で『能楽ハンドブック』でなく、いきなりこの2冊を買った私ってば・・・。