ちょっと切ない絵本

子供だけのものではない。
そんな、絵本。
(ネタばれになってしまいます、ごめんなさい。絵本て、ストーリーだけのものではないですけども。)


チョコレートをたべた さかな

チョコレートをたべた さかな

少年が落としたチョコレートを食べてしまった、さかなの、ぼく。
それ以来、チョコレートの事が忘れられなくて、また食べたくて・・・。
月日は流れ、ぼくは死んだ。
気付くと、ぼくは少年になり、チョコレートを食べていた。
そして、ぼくの落としたチョコレートを食べたさかながいるなんて、ちっとも気付かなかった・・・。


セピア色の、かわいい絵。
単純なストーリー。
でも、何やら切ないのです。
あこがれて、届かない想いとか。
どこかで、違った形で、かなえられるのかもしれないね、ていう、いたずらっぽさとか。


それにしても。
ああ、本の紹介って難しいですね。
ネタばれになってしまっては、これから読む人に迷惑だし。
でも、感想って、クライマックスとか、結末を踏まえた上で出てくるものだし。
ジレンマ〜〜〜。