さかいめ

あっちとこっちの、境界線
それは結構、簡単に超えてしまえるものかもしれない


圧倒的に、見ているしかない世界のハナシ


波打つような時間
曖昧になっていく空間
存在は重なり合い、消えてゆく


自分ではない、何かに惹かれて
影を見つめてしまう
想いを知ってしまう
自分の境目がわからなくなってしまう


黄昏色の光の下で
赤いシートに座って思ったこと