5月の満月

夜の神社。
拝殿の前にはかがり火。
「武運長久」の幟と、ハーレー。
ライダースーツの金髪さんが、チラシを配っている。
どこからともなく集まってくる人々。
空には、満月。


何とも妙な取り合わせの、神社の奉納演奏を見てきました。
その名も『満月の会』。
昨年は毎月満月に奉納公演を行っていたらしく、今年は不定期だとか。
主催は、東京の能楽師です。(上記内容から想像して下さい・・・て、伏せること無いですけども)
こちらの地方の大鼓の革を使っているご縁で、ということらしいです。


内容は、能の大鼓、アフリカと韓国の太鼓(名前は忘れた)、岩笛、横笛、ケーナという笛の奏者がそれぞれ演奏をリレーしていって、最後は合奏。
大鼓は、お弟子さんなのかな?5歳、8歳の女の子から、上は67歳(だったか?)の方まで様々に、15人ほどの連調もありました。
「能」というより、「鼓」の演奏でした。
非常に原初的で、エネルギーに満ちていて・・・変わったものを見ました。