初モノ

日本人は、とかく「初」や「一番」をありがたがる傾向にあるようですが。
今日はそんな中の、ちょっとした疑問。


伝統モノの、初稽古の言い方。
能では、「謡初め」とよく聞きます。
とある狂言方のブログでは、「舞初め」とありました。
鳴り物(大・小・太)だと、「打初め」というようです。
笛は「吹初め」なのかなぁ・・・?


さて、こんなことをつらつら考えたきっかけは、
生け花の、「生け初め」の記事を読んだからです。
そういう言い方があるのか〜、さすが和モノと、変に感心した、単純な私。
お茶の世界は、「初釜」というのがそうなのかな?
「立て初め」ではなさそう。
香道は・・・・・・「嗅ぎ初め」・・・いやいや、「聞き初め」だろうね?
装道(そもそもお稽古事というのか?)は、「着初め」!?


もうこの辺りになると、勝手にいい加減に想像するのみ。(笑)


こういった、「○○初め」は、いつもどおりの稽古ではなく、儀礼的&ミニ発表会な面もあるようですね。