子供は知っている

「やっぱりかけると あったかだ 僕はほうほう 汗が出る。」


宮沢賢治の『シグナルとシグナレス』の冒頭の汽車の歌。
好きだなぁ、この話。
賢治の作品は、どれも他人を思いやる気持ちに溢れていて、いいよねぇ。


にほんごであそぼ』という幼児番組に、野村萬斎狂言コーナーがあります。
狂言を、本来通りの装束で演じるだけでなく、現代風にアレンジしたり、詩や小説の一部を狂言風の型をつけて朗読したりと、面白いです。
汽車の歌を、子供たちと電車ごっこしながら謡うのですが、上記のシーンでの、萬斎さんのカメラ目線にグッときます(笑)