つらつら

ふと気になって、ちょっとだけ調べてみました。
何で普賢菩薩


大体書かれているのが、
文殊菩薩と一緒に、釈迦の脇侍を務めている。(向かって左が普賢菩薩、右が文殊菩薩
普賢菩薩は、釈迦の慈悲行の象徴。(文殊菩薩は知恵)
・白象に乗っている。(文殊菩薩は獅子)
・女人往生としても信仰を集めている。


なるほど、何となく分かったような気もします。
何で舟が白象に変わるのかも。
単なるシンデレラの馬車ではなかったのね。
だのに普賢菩薩ったら、白雲に乗って去るなんて・・・へ〜んしん☆した象はガッカリですわ。(←そんなツッコミいらないって?)


それにしても、遊女という“穢れ”の象徴ともいうべき立場が一転、菩薩へと生まれ変わるなんて、人間やれば出来る!じゃなくて(笑)、清濁併せ呑む・・・のもちょっと違うか。
衆生とは異なる“畏れ”として、両極端の2者がカテゴライズされたが故に、それらは同一視され、融合もされ得るということ・・・かな?


江口の君に比べると、『道成寺』の女の、極まって蛇になったのって、不憫だなぁ。