能楽囃子

能楽洗脳アイテム紹介のコーナーです(笑)


今日のお勧めは・・・これだ!

能楽囃子名曲集

能楽囃子名曲集


ガツンときます。
今も現役で活躍されている方もあり、亡くなられた方もあり、とにかく名人ぞろい(らしい)です。
(らしい・・・というのは、私の無知の故。)
一枚で色々な方の音が聞ける、贅沢な1枚です。


1曲目の『音取』の小鼓の音、一粒一粒が椿の花が咲いていくように鮮やかで華やかで・・・素敵です。
5曲目の『鈴之段』では、実際に山本東次郎氏が三番三を踏んでいて、鈴の音や足拍子も入っていて、臨場感と緊張感が気持ち良い。
6曲目『延年ノ舞』では、大鼓方が亀井忠雄氏ということで、以前紹介した亀井広忠さんのCDと聞き比べるのも面白いです。ああ、親子だなぁ・・・て(笑)。
最後の、『シャギリ』、狂言で前後左右にピョンピョン飛ぶ時の笛だと思うのですが、このちょっとひょうきんな感じ、好きです。
どうせなら、『お調べ』も入れてくれたら良かったのに。『音取』がそうだとも言えますが。
音響技術なのか、録音環境なのか、残響が結構あって、それが良いような、悪いような・・・酔いそうで


そういえば、能楽囃子のCDて、いくつか出ていますが、曲目がほとんど同じですよね。
代表的な、面白いものを選ぶと、そうなるのかな?
一調や一管のCDなんて出ないかな・・・あと、『お調べ』とか『ヒシギ』とか、いろんな流儀のを入れて・・・マニアックすぎて売れないだろうけど。(爆)


ところで、現在手に入る観世寿夫氏の音源て、『至高の四重奏』しかないのかな?
色々なところで話題になるので、見て(聞いて)みたいのだけれど・・・視聴覚資料は少なそう。