芸術と競技

金メダルおめでとうございます!!


フィギュアスケート、見るの好きなんです。
ジャンプの種類は判別できませんが。
世界一を目指した演技を見ていると、美しさを追求しつつも、スピード感や難易度を求めるってあたり、やはりスポーツなんだなと思います。
こういう、芸術点の加わる競技は、男性はあまり興味がないようですけどね。


で、ふと思いました。
芸術や感動は点数化できるのか?
ピアノや声楽などの音楽は、コンクールがある。
バレエも、ある。
演劇や、映画、漫画、小説なんかも、コンペがあったり、賞が与えられたりする。
美術も、賞のある展覧会は多々。


しかし一方、能楽を初めとする日本の伝統芸能は・・・?
ない、よねぇ。
聞いたことないです。(それとも私が無知?)
もちろん「人間国宝」とか「新聞社主催のなんとか芸術賞」みたいなのはありますが。
そういうご褒美ではなく、賞をかけて争う、というのはないですよね。


何故か・・・推測すると。
世襲がほとんどのため、優劣を競う次元で発展しなかったから、というのが大きいかと。
外部の人が簡単にプロを目指せるようなジャンルではないですよね。
(小学生の将来の夢の候補には挙がってきにくいでしょう)
そして素人の弟子はあくまで趣味の領域。
(他人と競って順位をつけられるよりも、楽しみたいというのが優先かと)


それとも庇護され、ただ発展すればいいだけの時代が長かったからか。
いかにパトロンを満足させるか、という方向で自己研鑽すればいいので、他者との比較というのは眼中にない、ということかな。


・・・何バカな事を」と怒られそうな事を書いてしまったかも。


それともやっぱりなにかありますか?
例えば大学の能楽部では、「全国大会仕舞の部優勝」とか・・・あったり?するのかな?