2006年

明けましておめでとうございます。
皆様にとって、美しい1年でありますように。


・・・で、早速ですが新年早々のマヌケ。(正確には昨日ですが)


近所の温泉へ行ったのですが、岩風呂から出るときに足が滑って膝をすりむきました。
しかものぼせてふらふらになってしまうし。


話は変わって。
今朝は、某国営放送舞楽『陵王』と能『翁』を見ました。
毎年放送してるらしいのですが・・・起きられなくて。(^ ^;)


『陵王』は、漫画『陰陽師』で安倍晴明が舞っていたものです。
昨年の大河ドラマ義経』のオープニングでもちらっとありましたね。
ハンサムな将軍が部下になめられない為に恐ろしい仮面をつけて舞った舞に由来したものだそうです。
士気を鼓舞するための、戦いのプロローグとしての舞。
一年の始まりとしては、心強いです。


『翁』はお正月とか、おめでたい特別なときにしか演じられない曲。
今回は金春流で『12月往来・父之尉・延命冠者』という小書き(特殊演出)付き。
翁が3人いるのにびっくり・・・。
“12月往来”は、翁同士で各月毎の風物を挙げていました。(1月は松の風〜とか)
“父之尉”“延命冠者”は、翁と千歳が、それぞれ面をかけて相舞をしていました。
おめでたさが倍増。
TVでですが、私の今年初観能です。
(ライブ能は明日の予定。(^ m ^))


さて、TV放送は2日・3日とあり、明日は狂言茂山千作さんの『萩大名』です。
秋の曲ですが・・・ぜひご覧下さい。(回し者ではないです。)