質問

例えば答えのわかっている質問。
でも、本人から言質を取りたくて、聞いてしまう。
ずるい方法かもしれない。


逆に、国語の問題なんかでは、質問者の意図を読めてしまったりする。
その文章の執筆者、ではなく、出題者の欲しい答えを出すことができる。
私は優等生だったから、そういう訓練を受けた。


ただ、それが普段の人間関係に生かされてはいない。


相手の考えていることが、わかるような、気がする。
でもそれは私の思い過ごしかも。
勘ぐりかも。
そんな風に考えるのは、僭越かも。
相手にとっては不快な事かも。


だから知らんぷりをする。
できるだけ踏み込まないように、する。


お互いの、壁に、なる。