開き直り?

お気に入りの、梨木香歩さん。


家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)


百年程前のお話。
古い家に住む作家の周囲の出来事を、作家自身が著した形態になっています。
不思議な事が次々に起こるのに、それを当たり前のように受け入れて、淡々と対処していく。


開き直ったなぁ、という印象。
好きだなぁ、こういうの。



これにちょっと似た雰囲気の、長野まゆみの本。


箪笥のなか

箪笥のなか


親戚から貰い受けてきた古い箪笥。
その箪笥にまつわった、不思議な事が次々に起こる。
夢なのか、現実なのか・・・。


こちらはちょっと読みづらかった。
当て字が多くて。


おろおろする主人公の隣には、肝の座ったおばさんが住んでいるようです。(笑)